「光の減衰の法則」というものがある。逆二乗の法則、英語でInverse-square lawと呼ばれるものだ。なんのこっちゃと思うが、カメラのライティングにも関わってくるもので、「光の強さは光源からの距離の二乗に反比例する」というものである。つまり光源からの距離が離れると光の強さは距離の二乗分減って行くというものだ。
などと言われてもかなり分かりにくいけれど、上の図にあるように(Wikipedeiaからです)、中心に光源Sがある球体を考えると、Sから放射される赤い線は光の流れを表している。この流れの束の数は光源の強さによって変わるけれど、中心のSから半径がrの球体を考えると、図に表された球面には9本の光が届いていることになる。それが半径が倍の2r、3rの球体には光が当然拡散するから弱くなって行く。
球面の面積は半径の二乗に比例して増加するので、光の束の密度は光源からの距離の二乗に反比例することになる。
と書いていると、やっぱりなんのこっちゃになったりするのだが、たとえば被写体から1メートルの距離でフラッシュを焚いて、適正な露出が得られたとして、構図の関係からフラッシュは2メートルに離さないといけない場合などは、単純にフラッシュパワーを2倍にすればいいという訳ではないということだ。理屈では4倍必要(なハズですよね。たぶん)。
実際は色々な要素がからんでくるのでライトのセッティングを変えたら単純に光量調節だけでは済まないだろうから、一概に言えないのだが、理屈の上ではこういうことのハズだ。
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