電子出版考その2

以前からアートディレクターの友人とこんなのを作りたいと思っていたものの一つに、写真をメインにすえた旅行ガイドのようなものがある。これは旅行に行っても結局は半分ロケハンのようになってしまうし、それならば行きたいところに行って、それが本になれば面白いんではないかという発想なのだが、考えてみると旅行ガイドブックというには電子出版に非常に向いているのではないかと思ったりしている。

だいたい紙のガイド本というのは検索性がよくないし、文字情報ばかりだと読む気にならなかったりする。かといって写真ばかりだとガイドとしての情報が少なくなるだろうし、両方を充実させると重たくて掲載性が悪くなるだろう。これらの問題は電子ブックだと、それ自体の重さが許容できれば文字情報を充実させつつ検索性を飛躍的に高め、また写真もふんだんに使えるだろうと思う。外国語の会話の例文も音声付きに出来る訳だし。
あわよくばiPadとiPhoneの間のサイズくらいが旅行用には適しているのかも知れないけれど、iPhone4で飛躍的に画面解像度が高まったので、あのサイズでも十分実用になるようにも思う。

ネットと連動させてユーザーのコメントなども反映できるようにすれば、地球の歩き方みたいな本はできてしまうのではないかとも思う。そう思うとサイトだけでもいけるのだが、旅行先ではホテル以外ではサイトにアクセスできない場合も多いだろうし、サイト連動した電子書籍があれば相当便利ではなかろうかと思うのだ。

まぁ僕らが作りたいのは、気に入ったロケーション(大体が辺鄙な砂漠だったり廃墟だったりするのだけれど)を写真におさめてガイドの要素をつけようかというような万人向けでないものなのだけれど。でも僕のまわりにもガイドブックの制作に携わったスタッフが結構居るので、やる気になればかなりロサンゼルスのガイドなどもできるだろうとも思う。

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